スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

果たして心が問題なのだろうか?

37 アメリカの集団的トラウマ。裁判にカウンセラー、アメリカは村なのか?
 アメリカは大きな村社会です。どうしても一つの価値観に統一したいんですね。その一つかアメリカン・ドリームです。アメリカ社会は何でも自分・個人の力で勝つのが好きな文化なのです。サバイバル映画や一人で悪と戦う映画がヒットします。最近アメリカで、日本のドラエモンがテレビ放映される事になったそうですが、困ったらドラエモンに頼るのびた君のキャラクターが気になるそうで、一部内容を変えるそうです。<個人は勝たなければいけない>の世界です。個人の努力・頑張りが、重要であって、セレブに成るのが、アメリカン・ドリームです。政府の援助は後から・・、自助努力と周りの助けが原則です。その理由は簡単です、ヨーロッパから一発当てようとしてやってきた人達(アメリカン・ドリーム)が、インデアンを殺害し作った国がアメリカだからです。それが集団としての一つの、アイデンティティーの基と成っているんです。別な言い方だと集団的トラウマなのです。

 今使っているパソコンもベースはアメリカ、アップルもfacebookもgoogleもアメリカ。映画・音楽もハリウッド。私達は知らないうちに、使っているうちにアメリカ社会のメンタリティーを同化しているのです。(何が変わってきたのか?考えてください)
 ですからアメリカは北欧のように社会福祉が進まなくて、底辺を支えているのは教会・NGOが中心の市民によって成されています。(チョット極端な言い方ですが・・、そういう傾向が強いということでご理解を!)。日本はと言うと、アメリカ的な家族責任型ですね、、。

 私が病気の相談を受けていて、一番気になる事は。カウンセラーをしている人達が、どのように自分の立場を理解しているか?という事です。カウンセラーになるのには色々な資格がありますね、国家資格は無いのですが臨床心理士というのが最も認められた資格で、あと民間にいくつもあります。医師やカウンセラー自身のメンタリティーが、気になるという事です。

 人(個人)は集団の中によって感情・感覚が育てられ、自己(個人)が出来ていくわけです。そうした心を分析した学問が心理学です。心理学の草分けが今だに権威である、フロイトとユングです。彼らは個人の心理に着目しました。<脳と心の関連>を無意識と意識下の分析を行うことで、個人の病理を解決しようとしたのです。ユングは個人と人類共通する問題に着目しました。つまり病気は個人の下(基で起きる)わけですから、個人を観察していくわけです。だから彼らは、人を集団としては捕らえてなくて、集団を相手にする場合は、集団心理とか集団パニックなどと言うように、個人と集団とでは別物のように捕らえているわけです。が、私はその関係<個人と集団との関係>こそが、人としての心理だと思っているわけです。私は人を、一人の個人をジーと見つめて行くと、人間ではなくなるような気がするのです(只の生物です)。

 心を扱う資格を取るのには心理学を学ぶわけですが、その中心はアメリカやヨーロッパの学問となったものを中心に学ぶわけです。その出来上がった学問のベースになったものを、どこから発想するかと言うと、アメリカ社会やヨーロッパ社会では当たり前の条件下にいることを大前提にしているわけです。それを人間本来のものは、と、突き詰めていっているわけですね。しかし、そもそもアジアとヨーロッパでは家族の関係が違います。人間のメンタリーティーは多様で、自分達では気づかない精神の構造下に問題の本質が眠っているとしたら、本来の問題が見えてきません。ストレスの原因とかです。

 赤ちゃんの時から、一人で寝かせるヨーロッパと、いつまでも川の字になって、同じ布団で寝るような事が愛情と思っている社会とでは、心の成り立ちが違うのです。当たり前ですが、住んでいる世界が違えば感覚も違ってくるのです。(この辺を説明するために今まで書いてきたのですが・・。世界50各国自分の足で歩いてきた経験や、世界に友人を持った事で、それを実感します)

 そんな中で、日本人と大きくかけ離れた感覚を紹介します。実は、日本人にはプライバシーがあまり無いのです。エッ!どういう事?。日本人はプライバシーと言うと、主に見られたくない事・知られたくない事を意味するようですね。例えば鞄の中を見られたり、裸を見られたり、私生活を見られる事に対して、<プライバシーを侵害された>と感じます。
 しかし本来の意味はだいぶ違います。英語でのプライバシーの意味は<私的自由>の事を言います(個人の秘密は次に意味します)。the state or condition of being free from being observed or disturbed by other people. 直訳では〔状態や観測や他の人に邪魔されることから自由であることの条件〕、んんん!なかなか深いような!。見られたり知られる事では直接ではなく、行動や考えを集団に因って制限され事を嫌がる事です。因みに、フランスのギャルソンは私の前でも、下着になって着替えをしてました。でも、見てないですよ・・!。

 つまり、プライバシーとは自分だけの行動の事です。例えますと、日本人は旅行で集団で行動するのが一般的で、それに対して特に何も不自由を感じません。しかし、フランス人はとても苦痛で、集団では絶対に旅行しません。理解できないそうです。詳しく書かないと分からないかもしれませんが、そもそも地域・神社・檀家や婦人会・学区などの集団が無いのです。今では絶滅したのでかえって現代では、結構面白がっているかもしれませんが・・。プライバシーを侵されるから(自由が制限されるから)団体では旅行しない、という事なのです。中学や高校の制服も然りです。
 日本では町内会やPTA・神社祭り等に参加しないと、「どうしてですか?」聞かれますが、それが正にプライバシーの侵害なのです。日本とヨーロッパでは私的自由感がまったく違うという事です。ですから、私的自由をあまり重んじない日本人は、このプライバシーと言う感覚は少ないのです。

 このような文化の違いは根深いんですね。日本の芥川龍之介のような私小説は、非常に日本的なのです。ですから海外では理解されないようです。村上春樹のような、個人的な経験ではなく、人としての普遍的な(?)想像の世界を描くものが主流で、自分を書く事は自史になってしまうのです。
 話は飛んでしまいましたが、日米欧の違いや自分の心理的ベースを理解しないで臨床の現場でカウンセラーをしても難しいのでは?という事なのです。こうした問題はアメリカはアメリカなりにあって、ヨーロッパはヨーロッパなりにあるのです。アメリカは何故戦争をやめられないのか?何故多くの人がカウンセラーを受けているのか?。今の所、英文にするつもりはないので省きますが、アメリカもまた村社会(頭の中です)が残っているし、英雄待望の集団依存社会なのです。まあ、程度の問題とそれによって起きる問題の大きさが、世界を動かして行くわけですが・・。

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

関本塾 岡崎市

Author:関本塾 岡崎市
愛知県の山奥生まれ、岡崎市に住んでます。そば屋を27年、足つぼマッサージ7年、三味線も弾きます。
 趣味はたくさん、山登り・音楽(作詞・作曲)・オートバイ・旅行(バックパッカー)・手作り工作・猫のミーちゃん・生物医学、などなど、
 癌になって気付きました。心と体の開放(生き生きする事)が1番大事だって!!

Google自動翻訳
カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
FC2カウンター
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。